佐賀県佐賀市鍋島町 女子高生死亡事件

2023年10月24日

考察

凶器の状態

凶器の刃物は、抜かれて足元に置かれていたとのことだった。
もし自殺であったなら、刃物が背中に達するぐらい刺した後、抜く力を持ち合わせるだろうか。

現場までの足取りを考察

友達と別れた博多から現場までの道のりを考察する。

どこから電車に乗車したかわからないが、友達と博多で別れたので、仮に博多駅から乗車したと仮定する。

なぜ佐賀駅で降りたのか

女子高生はなぜ鍋島駅の手前の佐賀駅で一度降りたのか。
一番の真実は、佐賀駅で質問された駅員の記憶が握っているが、覚えてないとすると推測で考えていく。

ここでは2つの推測が浮かんだ

推測1 降りたのは乗り換えのためか

ヤフー路線情報で調べたところ、博多から特急リレーかもめでいくと、佐賀駅で下車し乗り換えてJR長崎本線に乗ることになる。
もしこの特急リレーかもめを乗った場合、そこから鍋島駅行く電車が何番線かを駅員に聞いたかもしれない。

推測2 目的地はわかっても佐賀駅からどのようにいくのかは知らなかったか

駅員に聞いたということは、どこかに行こうとしてその行き方を聞いたと考えられる。
しかしその目的地は佐賀駅近辺ではあるが、行き方はわからなかった可能性がある。

鍋島駅から事件現場までの距離

Google Mapで調べると、距離で1.9km。
徒歩だと27分と出ている。
この距離を一人で歩いたのだろうか。
それとも第3者がいて一緒に歩いていたのだろうか。
もしくは、どこかの場所から車等に乗せて現場まで行ったのだろうか。

凶器の指紋について

凶器には指紋がなかったとされる。
寒い時期ならわかるが、7月の暑い日にわざわざ手袋をして自殺したとは思えない。
誰もが考えることは、第3者が手袋を使ったか、証拠隠滅のため拭いて指紋を消したとしか考えられない。

仮に第3者が殺したならなぜ住宅がある近くでおこなったのか

しかし仮に第3者に殺されたとするなら、1点疑問に思うことがあった。
それは、近くに民家があるところで行ったことである。

被害者は死を望んでいたとしても、ナイフで刺されれば声を出してしまうかもしれない。
その声を聞いた住人が駆けつけてくるかもしれない。
第3者が殺すなら、その危険性もあるのにこの場所をなぜ選んだのか。

推測だが、第3者に刺された場所はこの場所ではなく違う場所で、この場所に運ばれたのではないか、ということが浮かんだ。
このことは出血は少なかったとする記事もしくはツイートで記述があった(その記事が見つからず)。ことからもそれを裏付けるものではないかと考えた。

またわざわざ凶器も抜いたのも、ささったまま運ぶのがむずかしかったためかもしれない。
運んだあと、抜いたナイフを被害者近くに置かなかったら、女子高生が雑貨屋で買ったナイフがないとなれば、第3者の犯行が明らかになってしまうだろう。
ただしこれは現場の状況を詳しく知っているわけではなく、あくまで推測であり、可能性は低いと言える。

疑問に思ったこと

この事件が真実に近づくには下記のことが知る必要になります。

身内の方のツイートの「迷いなく」とは

身内の方のツイートには迷いなく行ってるとしている。
この「迷いなく」とは、鍋島駅から現場までの道のりの事だろうか。
これは、携帯のGPSの解析からそのように感じたものだったのか。

死亡推定時刻について

死亡推定時刻について記載されたサイト等はなかった。

自殺をほのめかしたSNSについて

  • SNSに自殺の書き込みがあった内容について
  • その自殺の書き込み日時はいつ、何時ごろだったのだろうか

スマホの解析およびTwitterの解析について

  • 2023年7月7日の夕方友達と別れてから翌日まで、スマホの履歴にやり取りした人物はいなかったか。
  • 身内の方のツイッターでは、9月25日の返信投稿で、スマホの解析を業者に出されているとのことだった。
    こちらの結果はどうだったのか。

傷について

  • ためらい傷はなかったか。胸や手首にそういった傷はなかったか。
  • 自殺ならなぜ手首を切るのではなく、胸をさしたのであろうか。

スマホの中身について

  • スマホの中身はほぼ消されていたというのは、警察が消したのか。それとも第3者が消したのか。

倒れていた場所について

  • 女子高生はどの場所でどちら側を向いて倒れていたのか。それによってどちらかから来た方角がわかるかもしれない。

この事件を明らかにすることは、第2,第3の被害をなくすことでもある

仮に他殺であった場合、犯人は次の事件を起こす可能性がある。
この事件を明らかにすることは、第2,第3の被害をなくすことでもある。
それを阻止するためにも今回事件は簡単に終わらせないで、慎重に捜査していただきたく思う。