茨城大学女子大生殺人・遺棄事件【犯人1人逮捕】

2019年1月1日

 

一次資料 茨城県警察本部によるデータ

事件概要

事件名:美浦村舟子地内における女性被害殺人・死体遺棄事件
被害者名:原田実里さん(当時21歳)
日付:平成16年1月31日(土)(西暦2004年)

 

被害者の特徴

被害者
身長160㎝、やせ形、ロングヘアー、やや茶髪。

服装
ダウンジャケット(水色、メーカー名:ベアー)
セーター(黒色、Vネック)
ズボン(灰色、メーカー名:アリーナ)
運動靴(白色、メーカー名:プーマ)
自転車(シルバー、軽快車)

発見当時
ズボン、自転車以外はみつかっておらず。

 

遺体遺棄場所、自転車発見場所、被害者が住んでいたおおよそのアパート

地図上の赤い目印をクリックすると詳細が出ます。

 

第二、三次資料からのデータ

現在の警察のHPでの発表からは足取りがつかめないので、ネット上にあるサイトからまとめます。

時系列

1月30日
21時ごろ:被害者自宅アパートで男子学生と飲食。
男子学生は酔っぱらってそのまま寝る。

1月31日
0時ごろ:男子学生は、被害者が外出する気配を感じる。そのとき書置きのメモがあった。
メモ書きは、「友人に会いに出かける。遅くなる」と書かれていた。
9時ごろ:遺体で発見される。
15時ごろ:一緒にいた男子学生がニュースを見て警察に通報。

 

状況

死因
死亡推定時刻は31日0時~3時
首、肩、肩に深い刺し傷があったが、死因は絞殺。
複数のDNA型が検出。

被害者の状況
うつぶせで川に浮かび、衣服を身につけていなかった。黒いジャージーのズボンだけが足元に残されていた。


参考サイト
・サイト名:yourpedia

 

犯人逮捕

犯人について

犯人:ランパノ・ジェリコ・モリ容疑者(フィリピン国籍、35歳)を逮捕。
他2人が共犯者がおり、その2人は現在フィリピン在住で逮捕されていない。

犯人の事件当時の年齢:モリ容疑者(22歳)、共犯者(19歳、18歳)

 

逮捕の決め手

モリ容疑者は事件後周囲に対し、事件について関与をほのめかしており、この内容について警察に情報提供があった。
捜査したところ、遺体の付着物から検出された複数人のDNA型がモリ容疑者らの型と一致。

 

犯行の手口

被告らが被害者を偶然見つけ、車に連れ込む。
空き家で殺したとフィリピン在住の共犯者が証言。

参考サイト
時事通信

 

考察

犯人が逮捕されましたが、いくつかの疑問点が残っています。

なぜ深夜に何も持たず外出したのか

いつ外出したのか
31日午前0時に書置きを残して外出しています。

めがね、コンタクトは室内に
視力は0.1なのに、真夜中に眼鏡もコンタクトもせず、自転車で外出したのか。
私は0.1以下の視力ですが昼間でもメガネ、コンタクトなしでは自転車は怖くて乗れません。
まして深夜の外出ならほぼ何も見えない状態でしょう。

携帯、財布も室内
この0時に外出した時には、携帯、財布も持っていきませんでした。

けんかをしていた?
掲示板情報なので真相はわかりませんが、けんかをしたため、外出したとありました。
この理由なら、けんかをして、その結果アパートを出た可能性があります。

 

この事件で伝えたいこと

彼氏とけんかして家を飛び出した結果、殺されたという例は、他にもあります。
北海道で起こった伊藤華奈さん行方不明事件です。行方不明でしたが後日遺体となって発見されました。

深夜に女性は出歩かない
女性の場合
たとえ、彼氏や配偶者とけんかしても、時間が深夜であるなら家から出ないでください。
もし相手とその場にいたくないのなら、下記をおすすめします。
①彼氏、夫に出て行ってもらいましょう。
②車があるなら近くの(治安のよい)ファミレスにいって落ち着きましょう。歩き、自転車はNGです。
③車がない場合タクシーを呼んでしばらく走るか、近くの(治安のよい)ファミレスに行って落ち着きましょう。

男性の場合
けんかして彼女、妻が深夜に家を出ていくと言ったなら、必ず自分から出るようにしましょう。