東京都 江東区亀戸漫画家女性殺人事件

2019年5月21日

一次資料 警視庁からのデータ

概要

事件名:亀戸六丁目マンション内女性殺人事件
被害者名:吉田陽子さん(当時28歳)
被害者発見時:平成12年9月29日(日曜日)13時00分ころ(西暦:2000年)
発見場所:江東区亀戸六丁目 マンション内
chizu
出典:警視庁HP

情報をお持ちの方

情報をお持ちの方は下記へご連絡をお願いします。
警視庁 城東警察署
亀戸六丁目マンション内女性殺人事件特別捜査本部
電話:03-3699-0110

 

 

二次資料からのデータ

時系列

2000年
9月18日:室内にこの日に買ったコンビニのレシートがあり

9月19日ころ:死亡推定時刻

9月29日
13時:国政調査の調査員が訪問し、鍵が開いていたが応答がなく、回ったままだった換気扇からの異臭に気付き、管理人に連絡し、遺体が発見される(サイト:①、②)。

 

被害者の状況

死因

首に絞められた跡があったが、死後10日以上たって遺体の腐乱が進んでいたことから、死因さえ特定できない状況であった(サイト:⑤)

その他の状況

首に絞められたような跡があり。
ベットの上であおむけのかっこうであった。
Tシャツだけの姿で、下半身には何も着けていなかった。
顔に白い布がかかっていた。
死亡推定日時は19日頃。
遺体は死後10日以上たっていてかなり腐乱していた。

部屋の状況

室内は争った形跡はなし。
室内でコンビ二エンスストアの9月18日付のレシートが発見された(サイト:④)。
財布や現金300万円あったが手がつけられていなかった。
部屋は、自宅兼仕事場として使っていた(漫画家(同人誌)として活躍していた)。
部屋の玄関の鍵はかかっていなかった。

その他

部屋の合鍵がマンションの廊下に落ちていた(サイト:④)
この年のうちに両親の元に戻って同居する予定だった(サイト:④)。

【参考】
・サイト
①wikipedia 江東区亀戸漫画家女性殺人事件
②未解決事件X 様 亀戸・女性漫画家殺人事件(2000年9月)
③まとめnaver 江東区亀戸漫画家女性殺人事件【美人漫画家殺人事件】
④オレはこう思う 様 未解決事件~東京亀戸女性漫画家殺人
⑤夕刊フジ 難航する捜査の「その後」を追う(1)
・youtube
⑥VHS Hack 様 【未解決事件】亀戸・女性漫画家殺人事件(平成12年)

 

 

考察

なぜ家に現金300万円があったのか

年を重ねた人なら、お金は銀行に預けないで、家に置いておくということはよく聞く。
しかし、まだ被害者は28歳。
そんな大金を家に置いておくだろうか。
なので、常に置いておいたのではなく、誰かに「もらった」か「返す予定」だったかもしれない。

もらった場合

お札はどのような状態であったのか。
家にあったお金がピン札のような使用感がない場合、もらった可能性があるかもしれない。
高額な金額を相手に渡すとき、よれよれの使用感のあるお札を渡さないだろう。

この場合、被害者は副業として水商売をやっていたという。
可能性としてお客から貢がれたが、被害者の心をつかむことができなかったので、殺めてしまったか、もしくは第三者に殺人を頼んだか。
300万円の指紋はどのような感じだったのか。
もらった場合、お札に被害者の指紋と反対側に渡した人間の指紋があるのではないか。

返す予定

テレビで被害者の友人が、「本人はブランドには興味なかったはずだが、ブランド物のバックを何個も持っていた。」という(youtube:⑥)。
副業で水商売をしていたということだったので、貢がれたのではなかろうか。
しかし被害者に相手にされず、貢いだ側から返還を強要されたため、用意した金額だったかもしれない。

なぜ10日も気づかれなかったのか

国勢調査の調査員は、まわっていた換気扇から異臭のにおいで気づいたという。
しかし、被害者が殺害時から換気扇が回っていたならなぜ10日も近所の住人は異臭に気づかなかったのだろうか。

換気扇は第三者がつけた?

キッチンがどういう状況だったかわからない。

〇調理場はどういった状況だったのか
被害者は調理をするとき換気扇をしない人だった場合、換気扇をつけるときはどういうときか。
それは、料理をしていて、煙が出たり、焦げたときに通常使うものである。
しかし、10日も立ってから発見されている。
なにか料理をしていてコンロはセンサーで止まって換気扇だけ回っていた可能性もあるが、コンロなどがついていたという情報もなかった。

一方被害者が調理をするときはいつも換気扇をつける場合には、犯人と一緒に食事をした後に殺害されたか、もしくは食事後に犯人が来て殺害された可能性がある。

 

〇犯人が換気扇を回した可能性もあるか
ここから可能性として殺害した犯人が、後日もう一度被害者の家を訪れて、においの充満から換気扇を回した、もしくは被害者を第三者に見つけてもらうため、においから発見されるように換気扇を回したのだろうか。
この場合だと、犯人は被害者を殺害後もう一度戻ってきた可能性がある。

 

なぜ合鍵は通路にあったのか

被害者の部屋のアパートの合鍵は通路にあったとされている。

合鍵は被害者のものか、第三者に渡したものか

この合鍵は被害者がマスターキーをコピーした被害者の合鍵か、もしくは第三者に合鍵を渡したものか、になる。
仮にこの合鍵が第三者に渡したもので、犯人だった場合
犯行後、「もう鍵には用はない」という感じでは部屋を出てすぐ捨てたのだろうか。

被害者が家の鍵を開けたときの襲われたか

仮に被害者が家の鍵を開けたときに襲われた。そしてその時に被害者の持っていた合鍵が通路に落ちたという考えもある。
しかしこの可能性はないかもしれない。
もしそういった形なら、部屋に争った形跡があるはずである。
しかし、部屋はそういった状況ではなかった。
また、財布や現金300万円も手付かず。
被害者と面識がない第三者の可能性は低い。

ここから被害者と面識があり、被害者が部屋に招き入れたもしくは被害者からもらった合鍵で開けて部屋に入った可能性がある。

 

知りたいこと

キッチン周りはどういた状況か

キッチン周りはどういった感じだったのか。

例えば、調理中だったならコンロ等の状況、ゴミ箱(例えば料理で焦げてしまった部分があったりなど)。
被害者が換気扇を回したなら、回した根拠があるはずである。

 

お札の状況

お札は、新札、それとも使用感のあるものだったのか。
また、お札には被害者の指紋に対峙する指紋はなかったか。
これによって事件に関係ある第三者が渡した可能性があるからだ。