東京都 世田谷一家殺人事件
【はじめに】
この記事では、
・一次資料:警察からのデータ
・二次資料:文献、Webからのデータ
・考察
となっています。
一次資料は、警察のホームページからのデータで一番信頼すべき資料です。
二次資料は、文献、Webからのデータですが、世田谷一家の場合、同じ物質でもかなり異なっているため、その文献の出所を記載しました。
考察では、私「真相を追う」が独自解釈をしていきます。
一次資料 警視庁(成城署捜査本部)からのデータ
1-1 概要
事件名:上祖師谷三丁目一家4人強盗殺人事件
事件被害者:宮澤みきおさん、妻・泰子さん、長女・にいなちゃん、長男・礼くん
事件発生時:平成12年12月30日深夜(西暦:2000年12月30日)
事件発生現場:東京都世田谷区上祖師谷三丁目23番26号宮澤さん方
1-2 警察庁による犯人像
年齢
比較的若い(服装などから)
体型
・性別:男性
・血液型:A型
・身長:170㎝前後
・服・ジャンパー:Lサイズ
・靴のサイズ:日本サイズ27.5㎝(韓国サイズ280)
・やせ型(ベルトの長さ:83㎝、実際の腰回り:70~75㎝)
・利き腕:右利き(の可能性)
・ヒップバックには、犯人の頭髪が2本入っていた。
1本は2.5cmで色は黒色、抜け落ちたものではなく、切断されたもの。
もう1本は、約1.5mmで色は黒褐色、両端がバリカンのようなもので切断されたもの。
1-3 事件現場の遺留品
帽子
クラッシャーハット
販売先:関東圏内の主な販売先は、㈱マルフル(M/X)、㈱ユニーク、㈱大三ブラック
画像出典:警察庁
ジャンパー
販売先:ユニクロ
画像出典:警察庁
トレーナー
ラグランシャツ
販売先:㈱マルフル(現在は閉店)
店舗名:マルフル、M/X(エムエックス)
画像出典:警察庁
靴
品名:スラセンジャー。
販売先:韓国製。
サイズ:27.5㎝。日本国内で同じサイズの靴は販売されていない。
靴跡から真新しい靴ではない。なので事件直前に靴を準備したのではなく、普段から履きなれた靴を履いていた。
種類は、テニスシューズとバスケットシューズの2種類
・テニスシューズ:白地に灰色ライン、白地に紺色ライン
画像出典:警察庁
・バスケットシューズ:白地に灰色ライン、白地に紺色ライン
画像出典:警察庁
・靴の収納箱
画像出典:警察庁
ハンカチ
2枚(黒色)
販売先:無印良品
事件の現場には、2枚の黒色ハンカチが残されていた。
1枚は、三角形に折られ、両端に絞ったような痕があり、覆面として使った可能性と考えられている。
もう1枚は、中央付近に約3センチの切り込みがあり、他の部分をその切り込みに通して袋状にし、そこに包丁の柄を差し込んで、滑り止めにしたと考えられている。
画像出典:警察庁
ヒップバック
現場に残されたヒップバッグのベルトの長さは83㎝。
この長さは、腰回り70㎝から75㎝の者が服を着た状態で使用する長さと推定されている。
犯人の身長が170センチメートルであれば、犯人は痩せ型の可能性が高いとされている。
販売エリア:全国
製造個数:2,850個
その他
・赤色蛍光剤が付着
・ヒップバッグ内から砂が検出
ヒップバックの内側に蛍光塗料
ヒップバッグにはベーシックレッド等の蛍光剤が付着。
蛍光ペン等の文房具にも使用されている蛍光剤であった。
学生が頻繁に使用するキャップ付き蛍光ペン等の文房具をヒップバッグに入れていた可能性。
バッグ内側の生地にブラックライトを照射した状況。
黄色に反応している箇所が赤色蛍光剤の付着箇所。
画像出典:警察庁
香水
(バック内とハンカチに付着。製造国:フランス、ギ・ラロッシュ製、 製品名 ドラッカーノワール)
画像出典:警察庁
包丁
刃体21㎝、全長34㎝、
商品名:関孫六 銀寿
手袋
ボア付きグローブ。~26㎝。エドウィン社製。
販売先:㈱マルフル(M/X等)㈱ジーンズメイト
画像出典:警察庁
マフラー
販売時期、エリア、価格、製造元:不明
素材:アクリル製
サイズ:長さ130㎝×幅30㎝
色:緑色地に赤、黒、オレンジ、濃緑色の恪子柄
画像出典:警察庁
家
・イメージ画像
画像出典:警察庁
その他
お地蔵様
発見日時:平成13年4月9日(西暦2001年4月9日、事件の百箇日)
場所:事件現場の西側を流れる仙川の対岸
特徴
全体の高さ:約59㎝
全体の重さ:19.5㎏
材質:御影石
画像出典:警察庁
1-4 事件発生現場
1-5 懸賞金が設定されてます
情報提供者に対して、検挙等への寄与の度合いに応じて、警察庁及び上祖師谷三丁目一家4人強盗殺人事件の捜査に協力する会から上限額2,000万円の範囲内で支払われます。
1-6 お問い合わせ先
事件に関するお問い合わせは下記となります。
警視庁 成城警察署
上祖師谷三丁目一家4人強盗殺人事件特別捜査本部
電話:03-3482-3829(直通)
電話:03-3482-0110(代表)
次に、文献、Web等の資料(二次資料)からデータをまとめていきます。