グリコ・森永事件 ①グリコ社長誘拐事件

2022年5月12日

出所は番号で記す。
登場人物が多いので先に江崎家家族構成、犯人について記述する。

登場人物

江崎家 家族構成

グリコ森永 江崎家系図

江崎芳江さん(70歳):江崎勝久の母
江崎勝久さん(42歳):江崎グリコ社長
江崎美恵子さん(35歳):江崎勝久の妻
悦郎さん(11歳):江崎勝久の長男
真理子さん(7歳):江崎勝久の長女
祐理子さん(4歳):江崎勝久の次女

なお、江崎勝久邸と江崎芳江邸は隣り合っている。

 

犯人

犯人A
身長160㎝くらい。35、6歳。中肉。白色の目出し帽(目は1つで口の部分も開いていた)
目と目の間が広く、タレントの川谷拓三に似ている。鼻は低い。ひもなしの黒っぽい運動靴。白手袋。拳銃らしいものを所持
B,Cに指示を出したリーダー格とされる。30~50歳ぐらいとしている。(文献:②)
犯人B
文献①
身長170㎝くらい。40歳前後。白色の目出し帽。白手袋。黒っぽいジャンパー。黒色ズック靴。ライフル銃らしいものを所持。押し殺したような低い声。
文献②
年齢20歳前後。身長165㎝くらい。黒目出し帽の下からニキビ面の赤ら顔。江崎邸に入ったとき拳銃のようものを所持
犯人C
文献①
車運転手。身長165㎝前後。20歳ぐらい。赤ら顔にニキビ。黒い目出し帽をかぶっていた。
文献②
年齢は20~30歳前後。白と紺の混じった目出し帽。おとなしいしゃべり方で語尾に河内弁の「け」をつける。
運転手役。江崎社長の監視役。

犯人Bと犯人Cは、下記書籍で特徴が逆転している。
①朝日新聞大阪社会部 「グリコ・森永事件」 朝日文庫 1994年7月
②森下香枝 「グリコ・森永事件「最終報告」」 朝日新聞社 2007年9月

 

その他

事件当時の天気

日暮れから降り出した冷たい雨が底冷えの寒さをもたらしていた。

 

事件前

 

江崎家の住民票を取得

昭和59年(西暦1984年)3月7日

未明 何者かが西宮市役所で「江崎」の三文判で江崎勝久社長の住民票を取得していた。

江崎社長の住民票の取得について江崎社長が誘拐される11日前の1984年3月7日に犯人の一人が、西宮市役所で江崎家の住民票を取得していたことが分かった。

申請者名は、「江崎勝久」で、「運転免許用」のために取得となっていた。
この文字は、脅迫状や挑戦状と同じ9ポイント細丸ゴチック活字で印字されていた。
このため、犯人が入手するのに使ったことがわかった。

市役所の保管倉庫に、江崎家の住民票を取得するのに使った申請書が残されていた。
なので犯人の指紋がついていた可能性があるが、指紋をとる前にこの申請用紙をコピー機にかけてしまった。
コピー機にかけると、その熱で指紋の線が分解しバラバラになってしまうため、採取することができなかった(文献③ p21)。

 

雪見灯籠が消える

事件の起こる数日前

22時~23時 裏庭にあった雪見灯籠(水銀灯)の明かりが突然消える(文献:②)
水銀灯
母方の芳江邸と江崎邸との敷地の境には水銀灯があった。
この水銀灯のコンセントは、強い力で引き抜かないと外れないものだったが、事件の2週間ほど前それが外れていたことが分かっている。これは、犯人が、水銀灯が消えた暗闇の中に身を潜め、江崎家の人々の入浴時間や就寝時間など生活パターンを観察していたと考えられている。
また芳江さんが日曜日のテレビ番組「新 夢千代日記」を見ていることを把握し、テレビが始まる20時50分前後を犯行の決行時刻としていたと考えられている(文献:③)。

 

 

 

事件当日

芳江邸へ侵入

画像をクリックすると拡大されます。

0江崎勝久邸・芳江邸ver2.3

3月18日(日)

17時半頃 江崎社長の長女が自宅から東100m先の交差点で赤い車を目撃。(文献:②)
19時半頃 江崎社長の長男が自宅前で見慣れぬ、赤い車を目撃(文献:②)
未明 母方の江崎芳江邸の生垣を乗り越える
未明 芳江邸の勝手口のガラス戸を割って侵入
20時50分すぎ 芳江さんがNHKの「ドラマ人間模様」を見ていると、白い毛糸の目出し帽をかぶった二人組が踏み込んできた。
未明 犯人「静かにせい!」
祖母「お、お金なら出しますから」
犯人「金はいらん、勝久はおるか?」
犯人「女中は今、おるか?」
祖母 首を振る
犯人「隣(勝久邸)の鍵出せ」
祖母「鍵はありません」と答える
犯人「噓を言うと殺すぞ!隣の鍵を出せ」
芳江さんを用意していたビニールロープで両手両足を縛り、さらに赤色のガムテープでさるぐつわをはめた
犯人は、その鍵が通ってきた炊事場にあるとわかる
未明 芳江邸を立ち去る前、下記を切断

  • 勝久邸と通じるホームテレホン(台所と居間)
  • 一般電話の回線(居間のテレビの上)
  • テレビのコード
    (文献:②)
未明 芳江邸の勝手口から出て、庭を通る

グリコ社長の家の状況
2年前の1982年12月に完成した、2階建ての洋館。
敷地は650㎡。
周囲は高さ2mの塀で囲まれ、玄関、勝手口は鉄製の扉。
セコムの「マイアラームシステム」があり、窓ガラスが1枚でも割れると警備会社に直結した非常信号が作動し直ちにガードマンが急行するシステム。

しかし犯人たちは社長宅には直接踏み込まず、アラーム装置のない母の芳江宅に侵入。

生垣からの侵入について
犯人は、江崎家に侵入するとき、東側(芳江さん宅)の高い生垣を超えている。
これは、生垣の前に脚立が残されていたことからここからの侵入と考えられている(文献:②p55)
犯人の足跡
芳江邸に残されていた足跡痕は2種類あり、
・田島化成工業所
・太陽ゴム工業所
という零細メーカーが製造した安物のジョギングシューズだった。

 

 

江崎勝久邸へ侵入

未明 勝久邸の勝手口から鍵を使って侵入(その後鍵は差し込んだまま見つかる)
未明 江崎夫妻の寝室で妻の美恵子さんと長女真理子さんがテレビを見ていたところ、二人組に襲われる
真理子さんが小さな悲鳴を上げる
犯人「真理子ちゃん、静かにしろ」と名指しで制する
美恵子さん「お金ならいくらでもあげます」
犯人「金はいらん」と怒鳴る
妻恵美子さんと長女真理子さんは赤色の粘着テープで後ろ手に縛り、寝室わきのトイレに閉じ込められた
21時30分ごろ 江崎社長が子供たちと風呂に入っていたところ、二人の覆面をした男が現れる。

 

 

江崎グリコ社長が誘拐される

未明 犯人「静かにせい、騒ぐな、騒ぐな」
犯人Aは長男に「風呂から外出るな、ええか」
全裸だった江崎社長が腰にバスタオルを巻くと、犯人らは、江崎社長を中央の子供部屋へと連れ込む。
未明 犯人「四つんばいになってしゃがめ」「手を後ろにやれ」
江崎社長は両手を後ろにして手錠をかけられる。
未明 「セコム」の警報のアラームが鳴りだす。部屋の外から犯人Aが「早くしろ」と言いながら、子供部屋へ入ってくる。
これは2階の化粧台カウンター上の西壁に設置されていたホームテレホン、浴室の洗面台にあった電話の回線を犯人が切断したため、警報が鳴りだしたとされている。(文献:②)
未明 警報に焦った犯人らは、侵入口の1階勝手口から江崎社長を強引に連れ出そうとしたため、社長が腰に巻いていたバスタオルが地面に落ちる。(文献:②)
未明 母親の江崎芳江邸の玄関の前で両足を踏ん張って抵抗するが門外に押し出される
未明 赤色2ドアの乗用車が動き出し目の前で止まる。
未明 後部座席に押し込まれ、頭からすっぽり大きな土のう袋をかぶせられる。
この土のう袋はこの後監禁場所となる水防倉庫から持ち出されたもの。

 

車の車種
2000㏄以下の日産スカイラインか、三菱ギャラン・ラムダと言われている(文献:②)

 

 

 

警察に電話

未明 妻美恵子さんは自力でテープをほどき、寝室の電話をかけようとしたがコードが切断されていたため、階段を駆け下りる。
21時36分頃 食堂の電話から110番を回し「二人組の男が入ってきて、テープをくくられた」と電話。
ホームテレホンを切断した途中でセコムのアラームが鳴り始めたため、寝室の電話には手を付けていなかった。(文献:②)
21時38分頃 長女がセコムへ直通する非常用警報のボタンを押す。(文献:②)
22時7分 兵庫県警西宮署のパトカーが江崎邸に到着
22時10分 西宮署は「強盗事件」として緊急配備を実施
23時45分 兵庫県警の捜査一課長や鑑識課長、刑事部幹部らが江崎邸に入る

 

拉致後の流れ

未明 拉致の途中、合成した女性の声で
「700円です。ありがとうございました」という声を江崎社長が聞いており、高速道路を降りたものと思ったとしている。
未明 高速を降り、15分ほど走り、車は止まる。
22時過ぎ 水防倉庫に到着。
未明 倉庫に連れ込まれ2階のコンクリート床に敷いたかますの上に転がされる。
未明 スキー帽をかぶせられ、黒いオーバーを着せられ、再び両手に手錠をかけられる。
未明 江崎社長:「なんでこんなことするんや」と問うと
ライフルを持った犯人:「当たり前やないか、金や」と答える。
犯人「勝久。真理子もさらった。わしの知り合いの女のところで、人形遊びをしとる。金が入ったら娘は返す。逃げたら真理子を殺す」
江崎社長「金は払うから、子供の命は助けてくれ」
未明 江崎社長の肉声をソニー製マイクロカセット・レコーダーでテープに数回録音する。
未明 犯人Cを監視役に残し、他の二人は水防倉庫から姿を消す
犯人が使ったと思われる高速道路
青線:犯人が使ったと思われる高速道路
紫地点:江崎社長宅
赤地点:監禁場所
黄色:脱出し発見された場所
監禁場所
場所
茨木市宮島3丁目 安威川左岸の水防倉庫。
北側には安威川、南側には番田川用水路が流れている。倉庫について
倉庫は、昭和56年(1981年)12月に建てられたブロック造り、トタン張りの二階建て、広さは約50㎡。倉庫は、水害に備えて土のうや縄などの資材が入っており、鍵を持っている分団長は、「完成後、中に入ったことは一度もない」としている。
倉庫は当時、淀川や安威川の水防活動にあたっている淀川右岸水防事務所組合が所有し、地元の鳥飼第二防水分団が管理していた。この防水倉庫は現在もあるが、当時のものそのままであるかはさだかではない。
監禁時の状態
・スキー帽:白地に黄、緑、桃色の横線の入った毛糸製。こちらで目隠しされていた。
・全裸に黒いオーバー。108㎝で旧陸軍高級将校が着用していたカーキ色の軍服を黒く仕立て直したもの。昭和24年~30年頃リフォームした軍服オーバーが流行した。当時の事件から約30年も前のこと。
・ガムテープで口をひさがれる。
・後ろに手錠。両足をビニール製ロープで縛りあげられる。
・倉庫の床に転がされていた。(以上文献②)
テープに録音した内容
3月18日拉致され水防倉庫に着いた後、読まされた文
翌日の3月19日1時15分に藤江宅に電話で流される。「藤江さんのお宅ですか?
車に金子が乗ってレストラン寿、電話は81-75XX、で連絡を待て。
運転手は車に残ってもう一人が店へ入れ。
中からも外からも見張られている。
メモ用紙を用意して電話を待て。
中村あて、中村あてに電話する。これからお前の名前は中村や。
171号線に缶をおいてある。中に紙片が入っているのでそれを読め
犯人Cの独り言
監視役の犯人Cは、
「仲間が帰ってくる頃やがな」
「うまいこといかんかったんかなぁ」
「ひょっとして失敗したかもわからんな」
と独り言をぼやいている。また、犯人Cは社長に
「今回、長くなるかもしれんな。もう30時間ぐらい辛抱できるけ?」
と語尾に「け」を付ける河内弁をしゃべった。

 

 

脅迫

3月19日

1時15分 江崎グリコ取締役藤江弘毅宅に
「高槻市真上北自治会の窯風呂温泉の看板の前に、電話ボックスがある。その中を見ろ」
と電話があった。その声は江崎社長の声のようにも聞こえた。
1時40分 警察が向かうと電話帳の間に挟まれた茶色の封筒を見つけ、中を見るとタイプ印刷の脅迫状が入っていた。
未明 江崎社長にパン、ビスケット、缶ジュースが与えらえれる
17時 指定された19日午後5時に藤江氏の自宅前に指定された白いライトバンを止め、犯人からの連絡を待ったが約束の時間を過ぎても連絡は来なかった
18時9分 藤江宅に無言電話。逆探知成功。大阪府都島区内の喫茶店シャロム京橋(当時)前の公衆電話から発信。(文献:②)
18時23分 藤江宅に電話がかかる。録音テープに吹き込んだ江崎社長の声だったが、音量が小さく、おびえた途切れ途切れの声で聴きとりにくかった。
逆探知成功。大阪府都島区東野田3丁目京橋ガードレール下お好み焼き屋「木の実」(当時)前の公衆電話
18時49分、18時56分、19時1分、19時10分 「茨木のレストラン 寿。81局の7500番。お前の名前は今後、中村や。一人で連絡を待て」という電話がかかる。
18時56分、19時1分、19時10分と計4回上記の同じ電話がかかってきて1分で切れる。
20時46分 レストラン寿に、若い男の声で「今、茨木インターだが、店にはどう、いけばええんや」という不審電話あり。(文献:②)
20時52分 高槻署に「江崎社長は摂津の病院におるで」といういたずら電話あり。(文献:②)

 

茶色の封筒に入っていた脅迫状昭和59年(西暦1984年)3月19日午前1時40分、大阪府高槻市真上町の公衆電話ボックスで発見されたもの

人質はあづかった
現金10億円 と 金100㎏ を よおい しろ
現金と金は 白か アイボリイの ライトバンに
のせて あすの ごご5じまでに 藤江部長の
タカツキの うちの まえにおけ
車には 北摂の道路に くわしい 会社の運てん手だけ
のっておけ
れんらくは藤江 のうちえ TELするこのことを しらせてええのは とりひきさきの
銀行の支店長と 会社の運てん手と金子と 藤江だけや
けいさつに しらせたら 人質を かならず 殺す
けいさつにも 会社にも 電電公社にも ナカマがいる
ぎゃくたん知 しても すぐわる
藤江 のうちと 会社は かんぜんに みはられている
関西の 道路ちづと タカツキのちづと メモ用紙と
かくものを よおいすること
現金や 金や 車には ぜったい さいくするな
ワイヤレスマイクも小がたムセンも むだや
運てん手に けいじ つかったら すぐばれるで
TEL ながびかそうとしても だめや
声ださずに メモだけ するんや
金 もらったら 科学的な 調査して 24じかん
したら 人質を かえす
現金は 新さつを つかうな
とりひきは いっさい しない
いうことだけ きけ
【注】
藤江部長:江崎グリコ取締役人事担当
金子:常務取締役の金子徹男さん

日本パンライター社製の手動式パンライター「PH45H型かPH45M型」が使用。
細丸ゴシック9ポイントの活字盤、ピッチ4.5ミリで打たれていた。
原文は藤江の文字が半行下にズレたものだった。(文献:②)

 

 

テープに録音した内容
3月18日拉致され水防倉庫に着いた後、読まされた文
「藤江さんのお宅ですか?
車に金子が乗ってレストラン寿、電話は81-75XX、で連絡を待て。
運転手は車に残ってもう一人が店へ入れ。
中からも外からも見張られている。
メモ用紙を用意して電話を待て。
中村あて、中村あてに電話する。これからお前の名前は中村や。

 

3月20日

1時35分~2時14分 江崎社長宅の電話に無言電話が計11回かかってくる
22時ごろ 犯人Aが現れ、下着、ベトナム製の青色ズボン、白色半袖シャツ、青色ジャージを着せた後、最初に来ていたオーバーをかぶせる。
未明 犯人A「これが最後や。殺されたくなかったら、これ、読め。」と白い紙にタイプ打ちされたメモを声に出して読み、テープに吹き込ませる
未明 読み終えると、犯人Aは「手錠を外せ」と犯人Cに指示。
手錠を外された後、白い布のような紐で江崎社長は後ろ手に両手、両足を縛られ、背中で足と手のひもをつなぐ格好をさせられる。
口には猿ぐつわをかませ、ガムテープで頭を三重に巻き上げる。
未明 犯人「絶対、逃げたら、あかんぞ。仲間が外で車から見張っているからな。逃げようとしたり、声を上げたらお前を殺すぞ」
と犯人A、Cはそういい残し、姿を消す
社長に着せた服
江崎社長の着替えと同じ製品を3月20日13時ごろ、大阪府枚方市のスーパーいずみや樟葉(くずは)店で購入した人物がいた。
3月20日昼ごろ、読まされた文
「藤江さんですか?
藤江のアホ、金子のドアホ、お前らわしを殺す気か。警察の動きは筒抜けや。(略)
藤江の家におるデカ、追い出せ。犯人に殺されかけた。もう一回、警察を使うとわしを殺す、金はあきらめると犯人はゆーとる。犯人のゆーとおりにしろ。警察が手を引いたら連絡がある。あるぞ、藤江、金子、頼むから、俺のゆーこと聞いて犯人のゆーとおりにしてくれ。ほんまに殺されるぞ。

 

 

監禁状態から脱出

3月21日

14時15分過ぎ 江崎社長は、自力で紐を解き水防倉庫から脱出し、大阪貨物ターミナル駅構内の留置1番線で発見される
14時22分 江崎社長が110番する。
江崎社長が発見された場所

 

脱出方法
壁にすりつけ、手の紐をほどく。壁のあちこちを押したり叩いたりしていると、北扉のほうでナットが突然ゆるみ、手でナットを回すと外れた。
水防倉庫の仕組み
水防倉庫の出入口は1階東側と北側の2カ所。
東扉の外側に取り付けてあった南京錠を、犯人は新しいものに取り換えていた。監禁時はこちらを使用していた。

北扉は、二枚の鉄製扉がレールに沿って左右に開く構造。
外側には錠はなく、内側から扉はボルトを穴に通してナットで締めて鍵をかける仕組み。
当時このボルトとナットは腐食していてボロボロになっていた。

 

 

犯人グループから電話

15時3分 藤江取締役宅へ電話で「金を渡さないと殺される」など江崎社長に吹き込ませた録音テープを流している。

 

 

【参考文献】
①朝日新聞大阪社会部 「グリコ・森永事件」 朝日文庫 1994年7月
②森下香枝 「グリコ・森永事件「最終報告」」 朝日新聞社 2007年9月
③岩瀬達也「キツネ目 グリコ森永事件全真相」講談社 2021年3月