沖縄県那覇市 ライブドア怪死事件

2019年1月1日

 

事件概要

事件発生日時:2006年1月18日
被害者:野口英昭さん

 

事件現場

那覇市ホテル「カプセルイン沖縄」の一室

 

二次資料からのデータ

時系列

5時47分:東京駅からタクシーで羽田空港へ向かう。
8時5分:飛行機に搭乗(ニシムラノボル名義で)。
10時48分:那覇空港到着。
11時21分:ホテルチェックイン
14時30分ごろ:非常ブザーが鳴る。
上記から2分後:2度目のブザーが鳴り、開けると、ホテルの一室で、首や腹を切り裂かれた状態で見つかる。

14時45分:出血多量で死亡。

 

状況

死因
腹部刺切創により大動脈損傷による失血
死因の種類:その他及び不詳の外因(自殺、他殺としていない)

その他及び不詳の外因
①手首や喉の切創は刃物を深く刺してから横に引いており、ためらい傷としては傷口が大きい
②睡眠導入剤をすべて飲んで意識がもうろうとする中で、刃先が背中に貫通するほど突き立てて切腹し、その包丁を抜いて足元に置いている。
③被害者は自ら非常ブザーを押して助けを求めている。

凶器
刃渡り11センチの包丁

被害者の状況
首や腹を切り裂かれ、内臓がはみ出した状態で見つかった。
喉に幅2~5㎝の切創が計4ヵ所。
手首に幅5㎝の切創が1ヵ所。
腹部には幅12㎝、深さ8㎝の刺切創。

発見時まだ意識があった
ホテルのマネージャーがマスターキーでドアを開けたとき被害者はかろうじて意識があった。
そして、声を振り絞って従業員に言った。
「助けて」

不審な点
血染めのサッカーシャツが、ホテルのベッドの下に落ちていた。
白いテラテラの布地に、黄色と黒色の縦縞模様が入ったシャツ。
夫人は、血がついて、比嘉社が絶対に着ないような服だったので、遺留品の受け取りを拒否。
その後、親族らと警察を訪れ見せてほしいと要請したが、警察は女の人が来て、持って帰りました。と言われる。夫人は受け取っていない。

 

【参考文献】
一橋文哉 「未解決 封印された五つの捜査報告」 新潮文庫 平成23年11月
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一橋文哉"]

 

 

考察

自殺か、他殺か

自殺であった場合下記のことが、不可解な点となる。
①2回非常ボタンを押している
②ホテルのマネージャーが駆け付けた時、被害者は「助けて」と言葉を発した。

上記の点から、自殺を仮にした場合、非常ボタンを押したり助けてというだろうか。