愛知県名古屋市 西区における主婦被害殺人事件



愛知県警察からのデータ

概要

事件発生時:平成11年11月13日(土曜日)(西暦:1999年)
事件発生場所:西区稲生町5丁目地内のアパート

犯人像

年齢は40~50歳位(当時)
身長は160センチ位
頭髪は肩までの長さの黒色で、パーマが伸びたような感じ
左右どちらかの手に怪我をしていた。血液型はB型
靴のサイズは24センチ

(当時)現場から逃走したと思われる女性

hanninnigaoe
出典:愛知県警察

 

犯人が履いていたと思われる靴

hanninkutu

出典:愛知県警察

犯人の逃走経路

nishi-map

 

犯人に関する情報をお持ちの方は

西警察署刑事課
電話番号:(052)531-0110(代)内線332
までお願いします。

 

 



2次資料からのデータ

以下では、
別冊宝島REAL053 「迷宮入り!? 未解決殺人事件の真相」 宝島社 2003年11月
を元に記述していく。
他の情報は、()書きで出典を記す。

時系列

1999年11月13日
9時:夫を出勤に見送る
9時30分ごろ:宅配便の配達に応答なし
10時20分:友人が電話するが応答なし
10時40分:友人が電話するが応答なし
11時ころ:近所の小児科病院にいく
11時40分~50分ごろ:帰宅。アパートの住人Aが目撃(11時40分 サイト:③、11時50分 サイト:④)
12時:上記で目撃した住人Aは車の手入れをこの時間まで行っていた。
12時30分から14時頃:この間に友人が3回被害者宅に電話を掛けていたが、いずれも応答がなかった(サイト:①)
13時:ドスンという音を開き、その直後階段を駆け降りる足音をアパート住人が開いている
14時:アパートの所有者の妻が被害者宅を訪れ事件が発覚。

 

現場の位置

・被害現場
・犯人の血痕が途絶えた稲生公園
・被害者が行ったと思われる小児科(サイト:③)
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被害者の状況

死因

右頸動脈切断による失血死

遺体の状況

トレーナーにジーパン姿
廊下から居間に向かってうつぶせに倒れ、頭部付近には相当量の血がひろがっていた。
警察発表では被害者は洗面所で首に致命傷を負った後、台所まではって行き、そこで絶命(サイト:⑤)。

凶器

発見されていない

死亡推定時刻

12時から13時の間

異なる状況

文献と、wikipediaでは、見取り図が載せられているが、被害者が倒れていた場所が異なっている。
・廊下から居間に向かってうつ伏せに倒れ、頭部付近には相当量の血が広がっていた(本)
・警察の発表によれば、奈美子さんは洗面所で首に致命傷を負った後、台所まではって行き、そこで絶命(サイト:⑤)
この状況は、下記の考察で図を使って述べる。

 

犯人

残った血痕のDNAは女とされている。(サイト:②)

 

その他の状況

玄関先の廊下には掃除機が出しっぱなしで、居間のテレビはついたままであった。
ダイニングキッチンでは、二歳の子が幼児用の椅子に座り、台所のテーブルの上でオモチャで遊んでいた。
室内は物色されていない。

テーブルにあった飲み物

キッチンのテーブルにはヤクルトのミルミルEが飲みかけのまま置いてあった(サイト:③)。
被害者宅では飲まないもので、犯人が持ち込んだと考えられている。
ミルミルEはその製造番号から、愛知県内の工場で製造され、被害者宅から東南に直線距離で30km前後離れた西三河地区でしか販売されていなかったものだとわかった(サイト:③)。
少量玄関で吐き出されていた。
付属しているストローが使われておらず、穴を開けて直接飲まれていた(サイト:④、⑤)。

 

玄関にある血痕

玄関にある大量の血痕は、すべて犯人のものであった。
これについて、サイト③では次のように書かれている
「血溜まりの状態と靴跡の向きから、犯行後に内側のドアスコープから外の様子を警戒して見ていた(しばらく)ということがわかったそうです」(サイト:③警察による発表か?)。

 

逃走経路

犯人の血痕が下記の場所で残っていた
・玄関に大量の血痕 2階の共用通路
・1階に降りる階段
・アパート前の駐車場
・アパートから300m離れた稲生公園まで
・公園付近をうろついていた

 

【参考】
文献
別冊宝島REAL053 「迷宮入り!? 未解決殺人事件の真相」 宝島社 2003年11月

サイト
①wikipedia 名古屋市西区主婦殺害事件
②未解決事件 追跡プロジェクト 幼子の目前の惨劇 残った血痕のDNAは女
③明日に向かって 様 名古屋市西区主婦殺害事件,②(事件発生の流れ),未解決事件
④未解決事件ファイル 様 名古屋市西区主婦殺害事件(1999年11月)
⑤Excite ニュース 2歳の息子の前で首を切られて絶命……殺害現場に残された“別の女性”の血痕

 

 



考察

被害者はどこで倒れていたのか

上記で上げた本と、wikipediaを両方見た方はこうは思わなかっただろうか。
「あれ、被害者が倒れている場所が違う」と。
本に記載してあった現場の状況を作成したので、wikipediaの図と比べていただきたい。

wikipedia(『中日新聞』1999年11月14日付39面記事の図より作成 と書かれている)

220px-Nagoya_Ino_murder_case_1999_murder_scene

本に記載された図から、「真相を追う」が図化したもの

現場

すなわち、被害者は、
①台所で倒れていたのか
②居間で倒れていたのか
で違っているのである。

上記が違うと、間違った解釈ができてしまう。正確な情報が欲しいところである。

 

犯行時どのような状況であったのか

被害者が台所で倒れていた場合

エキサイトニュース(⑤)では、
「警察の発表によれば、奈美子さんは洗面所で首に致命傷を負った後、台所まではって行き、そこで絶命。」
と記述されている。
もし、この状況で、犯人が持ち込んだミルミルEが台所あったことを考えるとどういうことになるか。

これは3つの可能性が考えられる。

①犯人は被害者を洗面所で致命傷を与えた後、被害者が台所のドアのところで絶命。
→犯人はミルミルを玄関で吐く。
→犯人は被害者を飛び越えて台所にきてミルミルを置く。
②犯人は被害者を洗面所で致命傷を与える。
→犯人はミルミルを玄関で吐く。
→犯人は台所にきてミルミルを置く。
→犯人がまだ玄関にいたとき、被害者はまだ息があり張って台所まで行ったが絶命。
③犯人は被害者を洗面所で致命傷を与える。
→犯人はミルミルを玄関で吐く。
→犯人は台所にきてミルミルを置く。
→犯人が逃走後、被害者はまだ息があり張って台所まで行ったが絶命。

①の場合、わざわざ被害者を飛び越えて台所に行ってミルミルを置くだろうか、という疑問が残る。
②の場合、犯人は被害者が張って動いてる(生きてる)のを見過ごすだろうか。
③の場合、しばらく被害者は生きていたことになる。

 

被害者が居間で倒れていた場合

被害者が居間で倒れていた場合、張ってまでして、居間に入ろうとしたのは何か。
もし居間に電話機があったのなら、電話で助けを呼ぶ、もしくは警察・救急車を呼ぼうとしたのだろうか。

 

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